研究課題/領域番号 |
20500619
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
生山 祥一郎 九州大学, 生体防御医学研究所, 准教授 (20184393)
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研究分担者 |
大庭 功一 九州大学, 病院, 助教 (50444857)
権藤 重喜 九州大学, 大学病院, 助教 (80444842)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 生活習慣病 / 補完代替医療 / 健康食品 / 抗酸化 / 細胞内脂肪滴 / 遺伝子転写調節 / 遺伝子 / 脂質 / マイクロアレイ / 発現制御 |
研究概要 |
種々の生活習慣病は過剰な細胞内脂質蓄積に基づく病態といえ、脂質蓄積に働く蛋白を我々は「貯蔵遺伝子」と呼んでいる。動脈硬化に関わるマクロファージと脂肪肝に関わる肝細胞で、貯蔵遺伝子ADRPとTIP47に対するフランス海岸松樹皮成分の効果を検討した。いずれの細胞でもこの成分はこれらの遺伝子発現と細胞内脂質蓄積を抑制した。その機序は前者では炎症性転写因子の活性抑制、後者ではmRNA分解促進であった。この成分を1ヶ月間摂取した前後での白血球遺伝子発現を網羅的に解析し、増加12、減少64の遺伝子を検出した。これらの変動遺伝子の生理的意義は今後の解析課題である。
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