研究課題/領域番号 |
20500623
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
石指 宏通 奈良県立医科大学, 医学部, 准教授 (50260807)
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研究分担者 |
松本 雅則 奈良県立医科大学, 医学部, 准教授 (60316081)
藤村 吉博 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (80118033)
井上 芳光 大阪国際大学, 人間科学部, 教授 (70144566)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | スポーツ活動 / VWF / ADAMTS13 / 老化 / 脱水 / 血栓形成 / 水分摂取量 / ヘマトクリット(HCT) |
研究概要 |
高齢者は老化の影響により、「向」血栓に作用するVWFと「抗」血栓へ作用するADAMTS13の働きにバランスの崩れが生じている可能性が考えられるため、安静時およびスポーツ活動前後におけるVWF産生について高齢者と若年成人で比較検討した。その結果、高齢者は若年成人に比して、安静時レベルでのVWF抗原量の高いこと、ならびに運動強度に対する変化量の大きいことが認められた。また、一方、VWFを分解する酵素活性(ADAMTS13活性)は若年成人に対して、高齢者では有意に低いことが認められた。これは安静レベルで高値を示すVWFを分解するために活性が低下している可能性もあるが、老化に伴ってADAMTS13産生量そのものが低下していることも十分予想された。
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