配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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研究概要 |
本研究では,ネットワーク上に存在する不特定多数のセンサ情報を選択的に使用するとともに,その選択状況を動的に切り替えながら,空調装置の運転時にオンラインで住環境の温熱特性をモデル化する方法を提案した.また,居住者の温熱環境に対する要求を抽出する方法を検討し,空調を必要とする居住者近傍のみ空調制御を行う方法について検討した.これらの実現のため,(1)安価な小型高精度快適度センサを開発し,これを数多く用意して,オフィス空間における快適度分布を計測した.(2)その際,不特定多数のセンサ群の中からの必要センサを選択し,選択状況を変更しながら,快適度を推定する方法を検討した.(3)複数の居住者の温熱環境に対する要求の抽出方法を検討し,要求抽出のためのシステムを構築した.(4)居住者の要求と快適度モデルとの関連付け方法ならびに空調制御への反映方法を明らかにし,実験, シミュレーションの両面から,本システムの有効性を検討した.
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