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高齢者を対象とした咀嚼力の客観的指標の構築に向けた官能評価手法の開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 20500688
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 食生活学
研究機関和洋女子大学

研究代表者

畑江 敬子  和洋女子大学, 生活科学系, 教授 (50156337)

研究分担者 戸田 貞子  高崎健康福祉大学, 健康福祉学部, 教授 (90341792)
研究期間 (年度) 2008 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード食品と咀嚼性 / 高齢者 / 官能評価 / 検査食 / 咀嚼 / 咀嚼力 / 粒度分布 / 寒天ゲル / 餅 / 咬合力 / 野菜
研究概要

高齢者の口腔内状態を把握するための検査食の開発を目的として、寒天ゲル及びデンプンゲルの調製を試みた。寒天ゲルについては寒天濃度の異なるゲルを再現性よく調製することが出来た。
しかし、デンプンゲル検査食については手作りであったため、わずかに再現性に乏しくこの解決が課題であった。そこで、食品工業的に餅のような食感のゲルの調製を考え、業者に依頼した。これを冷凍保存し、必要に応じて一定時間蒸し加熱することで、再現性のある物性の検査食が出来ることがわかった。
この検査食を用いて、少数の高齢者と若年者で、咀嚼してもらい、測定することを検討した。その結果、15秒間咀嚼してもらい、それを吐き出してもらうこととした。1辺が15cm、高さ約2cmのシャーレをアクリル板でつくり、シャーレに吐き出した寒天あるいはデンプンゲル試料をひろげ、デジタルカメラで撮影することとした。このとき、光が反射しないように、また、はきだした小片が重ならないように注意深く竹串でひろげるなど、測定条件を検討した。撮影した写真の画像解析により、粒度分布を測定することで、高齢者と若年者の口腔内状態が把握できた。最終的に若年者52名、高齢者76名の協力を得た。
ストラスブールのシニアハウス2カ所を訪問し、当該施設で提供される1週間のメニューをしらべた。さらにストラスブールに住む高齢者の食生活の聞き取りを行なった。

報告書

(4件)
  • 2010 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2011 2010 2009 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] クッキングルーム:フランス、ストラスブールの高齢者施設における食事2010

    • 著者名/発表者名
      畑江敬子、戸田貞子、中谷圭子
    • 雑誌名

      日本調理科学会誌 43

      ページ: 143-148

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [雑誌論文] 寒天を機材とした咀嚼能率検査食の開発2009

    • 著者名/発表者名
      斉藤真由, 道脇幸博, 斉藤浩人, 戸田貞子, 畑江敬子, 高橋浩二
    • 雑誌名

      日本口腔科学会雑誌 58

      ページ: 43-49

    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] フランス、ストラスブールの高齢者施設における食事

    • 著者名/発表者名
      畑江敬子、中谷圭子、戸田貞子
    • 雑誌名

      日本調理科学会誌 43巻、2号

      ページ: 143-148

    • NAID

      110007610383

    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
  • [学会発表] 検査食による高齢者の口腔内状態の評価2011

    • 著者名/発表者名
      戸田貞子、秋葉ちさと、安藤加奈、佐藤しおり、畑江敬子
    • 学会等名
      日本家政学会第63回大会
    • 年月日
      2011-05-29
    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
  • [学会発表] 検査食による高齢者の口腔内状態の評価2011

    • 著者名/発表者名
      戸田貞子、秋葉ちさと、安藤加奈、佐藤志保、畑江敬子
    • 学会等名
      日本家政学会第63回大会
    • 発表場所
      和洋女子大学
    • 年月日
      2011-05-29
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書

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公開日: 2008-04-01   更新日: 2016-04-21  

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