研究概要 |
本研究の目的は,エビデンスに基づく青少年の危険行動予防のフレームワークを構築することである。まず,危険行動に関わるレジリエンスや発達的アセッツを含む先行研究を検討した。次に青少年を対象として,レジリエンスと危険行動の関係,内的・外的アセッツを調査した。この調査は中学生,高校生を対象とした無記名式質問紙調査である。その結果,地域,家庭,友人などの外的要因が危険行動と強く関連があることが明らかになった。最後にこの調査を踏まえて,危険行動予防のフレームワークを提案し,今後の研究の課題について提言を行った。
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