研究課題
基盤研究(C)
人間の経済活動によって環境問題は深刻化している。その中でも地球温暖化問題に関する国際的な関心が高まり、1997年に京都議定書が採択された。環境問題に直面している人類にとって、自然環境と人間の経済活動が共存できる持続可能な社会を築くことが必要である。そのためには、環境と経済のバランスを考慮した問題解決能力を身につけるこができる環境教育を充実させることが必要である。そこで本研究では、楽しみながら実施できるゲーム形式の環境教育システムを開発・発展させることを目的とした。平成20年度は、(1)経済活動と環境問題の関係についての意識を向上させるための環境教育ゲームの開発、(2)ゴミ分別の正しい知識を習得するためのゴミ分別ゲームの開発を実施した。平成21年度は、(3)前年度に開発した環境教育システムを実施して、さらにそれらの内容を下記の2つの論文にまとめて教育システム情報学会に投稿して査読付き論文として受理および掲載された。平成21年度は、(4)前年度までに開発した環境教育システムを学会発表し、(5)環境教育ゲームを小学校で実施し、(6)これまでの成果を一般社会人向けに講演会を実施した。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (4件)
教育システム情報学会誌 Vol.26, No.3
ページ: 264-272
130007618952
教育システム情報学会誌 Vol.26, No.4
ページ: 339-348
130007618983
教育システム情報学会誌 26-3
教育システム情報学会誌 26-4