研究課題/領域番号 |
20500875
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学社会学・科学技術史
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
長谷川 雅康 鹿児島大学, 教育学部, 教授 (00253857)
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研究分担者 |
渡辺 芳郎 鹿児島大学, 法文学部, 教授 (10210965)
小野寺 英輝 岩手大学, 工学部, 准教授 (50233599)
深川 和良 鹿児島大学, 教育学部, 講師 (70452927)
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研究協力者 |
松尾 千歳 尚古集成館, 副館長
出口 浩 鹿児島市ふるさと考古歴史館, 顧問
上田 耕 南九州市教育委員会, 文化財課主任主査
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 集成館熔鉱炉 / 大島高任 / 竹下清右衛門 / 在来土着技術 / 水車 / 耐火煉瓦 / 薩州鹿児島見取絵図 / 水車動力 / 熔鉱炉 / ふいご / 在来技術 / 就地取材 / 出土試料 |
研究概要 |
幕末期薩摩藩は日本初の洋式高炉を構築した。南部藩が続いた。その事実を実証するため、鹿児島の当該地域を発掘調査して、高炉に関わる遺構・遺物を発見・収集し、評価を行った。その結果、高炉構築位置が特定された。武雄鍋島家資料『薩州鹿児島見取絵図』に描かれた位置と一致した。鉄試料の分析から製鉄していたことが確認された。南部藩の大橋高炉と薩摩藩の高炉の共通の問題点を水車や耐火煉瓦を中心に分析した。両地域間の技術の交流と在来土着技術が有効に使われたことも判明した。
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