研究課題/領域番号 |
20500877
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学社会学・科学技術史
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研究機関 | 恵泉女学園大学 |
研究代表者 |
篠田 真理子 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 准教授 (80409812)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2010年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 科学史 / 社会史 / 自然保護思想 / 自然保護運動 / 戦前期日本 / ナショナリズム / 市民による調査 / 天然記念物 / 自然保護 / ナチュラル・ヒストリー / 市民による生物調査 / トウキョウサンショウウオ / 生息調査 / 大正時代 / 食虫植物群落 / 保護管理計画 / 戦前期 / 台湾 / 植民地 / 石碑 / 国家公園 |
研究概要 |
本研究は、戦前期日本における自然保護運動を広範に捉え、その科学史的・社会史的意義を歴史的に検討したものである。この時期の自然保護運動をエリート層の思想・運動としてみるとナショナリズムとのつながりが濃いように思われがちであるが、実践的な調査・研究・保護活動を検証することにより、科学者ではなく素人や一般市民に担った部分が大きく、国策や行政に対抗し、ナショナリズムを超えて自然保護を行う契機を有していたことを明らかにした。研究成果は出版物として刊行を予定している。
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