研究課題/領域番号 |
20509008
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 藤田保健衛生大学 |
研究代表者 |
北口 暢哉 藤田保健衛生大学, 医療科学部, 教授 (70508077)
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研究分担者 |
川口 和紀 藤田保健衛生大学, 医療科学部, 助教 (00508468)
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研究協力者 |
中井 滋 藤田保健衛生大学, 医療科学部, 教授
堀 秀生 藤田保健衛生大学, 医療科学部, 助教
杉山 敏 藤田保健衛生大学, 医学部・腎内科, 教授
湯澤 由紀夫 藤田保健衛生大学, 医学部・腎内科, 教授
村上 和隆 藤田保健衛生大学, 医学部・腎内科, 講師
武藤 多津郎 藤田保健衛生大学, 医学部・腎内科, 教授
伊藤 信二 藤田保健衛生大学, 医学部・神経内科, 准教授
島野 泰暢 生寿会かわな病院, 前副院長
石田 治 生寿会かわな病院, 副院長
鈴木 信夫 知立クリニック, 院長
竹内 雅人 大阪府立大学, 大学院・工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,090千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 690千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | アルツハイマー病 / 血液浄化 / Aβ除去材 / アミロイドβ蛋白 / Aβ / 吸着 / 透析 |
研究概要 |
アルツハイマー病の原因物質であるAβを、血中から除去することで脳内濃度を下げて、認知機能を改善する治療システムの構築のため、人工透析患者の血中Aβ変化を解析した。1.Aβの除去率が高い吸着材料を見出し、この素材のカラムで血液浄化を行っている透析患者ではAβは50%程度除去されていた。2.透析器によってもAβが除去され、これにより他組織から血液へのAβ移行(引抜)が促進される事を見出した。透析患者は、血中Aβが高濃度にも関わらず認知能力が保たれており、長期透析の方が認知能力が高かった。以上から、血液からのAβ除去が認知機能の維持、改善に寄与する可能性が示唆された。
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