研究課題/領域番号 |
20510071
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 独立行政法人国立がん研究センター |
研究代表者 |
今井 俊夫 独立行政法人国立がん研究センター, 研究所, 支援施設長 (20342884)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 化学発がん / ラット / シグナル伝達 / イメージング解析 / 多重蛍光染色 / 免疫組織化学 / イメージング / 細胞内局在 / 乳腺 / シグナル伝達物質 / 定量 / 大腸 |
研究概要 |
動物発がんモデルより採取した腫瘍の凍結切片を用いて、細胞内シグナル伝達に関与する蛋白を多重蛍光染色法により検出し、個々の蛋白の局在と輝度の解析により共発現状況を定量化した。対象として、(1)ラット大腸発がんモデル(2)ラット乳腺発がんモデル を用いた。(1)では、腺がん組織にてβカテニンとサイクリンD1(Bcl-1)を同時検出し、組織切片上のシグナルを細胞単位で定量解析した。その結果、βカテニンの核への過剰蓄積によりBcl-1の発現が低下する可能性があることが明らかになり、負の調節系の存在が示唆された。(2)では、腺がん組織にて核に陽性を示すエストロジェン受容体α(ERα)と細胞膜に陽性を示すレプチンの受容体(ObR)について解析した。細胞毎のObRとERαの蛍光輝度には正の相関性がみられ、ERαとObR間の双方向のシグナル伝達経路が存在する可能性を示した。
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