研究課題/領域番号 |
20510121
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
マイクロ・ナノデバイス
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研究機関 | 独立行政法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
野々村 禎彦 独立行政法人物質・材料研究機構, 計算科学センター, 主任研究員 (30280936)
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研究分担者 |
田中 秋広 独立行政方針物質・材料研究機構, 環境・エネルギー材料萌芽ラボ, 主幹研究員 (10354143)
河野 昌仙 独立行政方針物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点, MANA研究者 (40370308)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 計算物理 / 超伝導材料・素子 / ジョセフソン接合 / テラヘルツ波発振 / 表面インピーダンス / 動的相転移 / 磁場誘起相転移 / ジョセフソン接 |
研究概要 |
生物学・医学等への幅広い応用が期待される周波数1テラヘルツ前後の電磁波は、電気回路や光学的手法では安定生成が困難だったが、超伝導層と絶縁層が交互に積み重なった高温超伝導物質の構造を用いて安定発振が最近可能になった。数理モデルの大規模数値計算で素子の発振性能を調べると、表面インピーダンスZが重要な役割を果たしている。磁場を含まない系では空洞共鳴に相当する電流で発振は最大になり、Zを変化させると基本共鳴モードはZ=50近傍で最適化される。層状構造に平行な磁場に対する発振強度の依存性は、Z>50では零磁場での発振が最大で単調減少、Z<50では弱い有限磁場での発振が最大になる。
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