研究課題/領域番号 |
20510226
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
今井 昭夫 東京外国語大学, 大学院・総合国際学研究院, 教授 (20203284)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 東南アジア / ベトナム / ベトナム戦争 / 戦争の記憶 / オーラルヒストリー / オーラル・ヒストリー / ベトナム史 / ベトナム研究 / 地域研究 / 東南アジア研究 / ライフヒストリー / ベトナム現代史 / ベトナム近現代史 / 戦争 |
研究概要 |
ベトナムの退役軍人の人たちにとってベトナム戦争の体験は民族共同体意識を強め、国民意識の浸透をもたらすものであった。また国内のさまざまな民族や地方出身者との交流を深めるもので、社会的地位上昇の機会でもあった。ベトナム戦争の記憶は、輝かしい勝利と戦死者への哀悼の記憶とともに、平等性と一体性を持った記憶であった。戦争体験は国民共通の経験という印象を創り出す一方で、実際には世代だけでなく社会階層や居住地域、さらには戦闘や空襲の有無といったことにより異なっていた。
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