研究課題/領域番号 |
20510251
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ジェンダー
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研究機関 | 山口県立大学 |
研究代表者 |
吉本 秀子 (2010) 山口県立大学, 国際文化学部, 准教授 (00316142)
三宅 義子 (2008-2009) 山口県立大学, 国際文化学部, 教授 (60264975)
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研究分担者 |
藤目 ゆき 大阪大学, 人間科学部, 准教授 (60222410)
纐纈 厚 山口大学, 人文学部, 教授 (00234691)
吉本 秀子 山口県立大学, 国際文化学部, 准教授 (00316142)
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連携研究者 |
三宅 義子 山口県立大学 (60264975)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | ジェンダー / 女性史 / 米軍基地 / 安全保障 / 地域再生 / 市民運動 / メディア / 米軍再編 / 軍事主義 / 市民(住民)運動 / 占領軍被害 / 地方自治 |
研究概要 |
これまで在日米軍基地問題は、主として政治領域の問題として扱われてきたが、本研究は、これにジェンダーの視点を持ち込み、女性を中心とした岩国市民のオーラル・ヒストリーを記録することで、基地問題を公的領域としてだけでなく、公的領域と私的領域を橋渡しする問題として捉え直している。三宅は、岩国市民のキーパーソンに聞き取り調査を実施、オーラル・ヒストリーを記録した。藤目は、占領期における基地被害を女性史の視点から描き出し、著書『女性史からみた岩国米軍基地』を出版した。纐纈は、日米安保条約の枠組みから見た岩国基地の位置を考察した。吉本は、在日米軍基地が米国でどう報道されてきたかについて、ニューヨークタイムズ紙を例に分析した。基地問題で私的領域は顕在化しにくい。本研究は、顕在化しにくい部分を聞き取り調査と一次史料調査で顕在化させることを試みた。また、メディア分析で私的領域が公的領域として顕在化する事例を探った。
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