研究課題/領域番号 |
20520005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 国立大学法人山形大学 |
研究代表者 |
平田 俊博 国立大学法人山形大学, 大学院・教育実践研究科, 教授 (60113974)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 死刑存廃論 / 裁判員制度 / 犯罪被害者制度 / カント倫理学 / 近代倫理の3様態 / 国民的合意 / 3種の純粋理性 / 3種の感性 / ポスト・モダン社会 / 宗教の意義 / 3種のカント的感性 / カント倫理學 |
研究概要 |
現代の日本において、どのようにして死刑制度について国民的合意が可能か、をカント倫理学に立脚して市民レベルで究明した。そのために、生者と死者の相関関係の3様態に基づく近代倫理の3区分という新機軸の構想を導入することによって、殺人行為の3領域を明らかにした。つまり、行為者に定位する功利主義的な近代法、行為とその動機に定位するカントの義務倫理、行為の結果に定位する前近代の宗教倫理である。
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