研究課題/領域番号 |
20520006
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
檜垣 良成 筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 准教授 (10289283)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 哲学 / 思想史 / カント / バウムガルテン / 欲求能力 |
研究概要 |
アレクサンダー・ゴットリープ・バウムガルテンの『形而上学』(1739Halle.4.Auflage,1757)における「欲求能力」論を検討した。その成果として、「インセンティブ」と「理由」についてのカントの理論は、バウムガルテン『形而上学』における"elater"と"motivum"についての理論との脈絡においてはじめて十分に理解されうるということが判明した。また、カントの重要概念である「純粋理性」の真価も、バウムガルテンにおける「快」と「欲求」との関係についての考え方との対比において明らかにされた。
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