研究課題/領域番号 |
20520013
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
今泉 智之 三重大学, 人文学部, 教授 (30322978)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | プラトン / 『パイドン』 / 原因 / 『テアイテトス』 / パイドン / テアイテトス |
研究概要 |
本研究は、「それ自体として独立のもの」、すなわちイデアが存在することを前提し、この世界の事物の成立をイデアとの関与で説明する、プラトン中期の著作『パイドン』の「イデア原因説」の内実を見極めるとともに、その考え方が、後期の始まりに位置する『テアイテトス』にどの程度影響しているかを検討することを目的とする。平成17-19年度には、科学研究費の助成を受けて『テアイテトス』の認識論を研究してきた。『テアイテトス』は、「それ自体として独立なもの」を排除した上で議論が展開されているという点で、『パイドン』と対照的な関係にある著作である。したがって、『パイドン』の原因説を検討することによって『テアイテトス』の議論の意義が逆に照らし出されることも期待され、その意味で本研究は、これまで行ってきた『テアイテトス』研究を補完することも意図している。
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