研究課題/領域番号 |
20520014
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
安彦 一惠 滋賀大学, 教育学部, 教授 (20135461)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 倫理性 / 自由意志 / 行為 / 利他主義 / 利己主義 / interest / 因果性 / 道徳心理学 / 義務意識 / 動機 / 愛 / 転成的(transformative)価値 / 内在的価値 / 生活環境主義 / 環境プラグマティズム |
研究概要 |
「倫理性」(「道徳性」)概念について、前科研費研究における「倫理性」の類型化に引き続いて、本研究では、(1)そもそもの倫理性の可能性の制約としての(アポリアとも言いうる)「意志の自由」の問題について、諸議論を検討したうえで一つの問題解決の方向性を提示し、(2)倫理性への「動機」の問題について、「道徳心理学」的考察として、とくに理性的道徳論について、そこに動機性の点で問題性があることを指摘し、(3)通常「倫理性」として語られる諸事態における問題性を摘出した。
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