研究課題/領域番号 |
20520022
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
|
研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
岡部 勉 熊本大学, 文学部, 教授 (50117339)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 不合理 / 行為 / 価値 / 目的 / アリストテレス / グライス / 構成主義 / 反自然主義 / 合理性 / アクラシア |
研究概要 |
現代の行為論を主導するドナルド・デイヴィドソンの考え方に対してあからさまに批判的なポール・グライスによる「行為と出来事の違いをめぐる議論」の意義を明らかにした。また、グライスが主張する「合理性と規範性に関する反自然主義的な構成主義と価値に関する実在論の両立可能性」をめぐって、その論拠を探るとともに、合理性と規範性に反する「意志の弱さ」を含む人間の不合理性の起源について、構成主義の立場からどのように説明できるかを明らかにした。
|