研究課題/領域番号 |
20520033
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
山本 幾生 関西大学, 文学部, 教授 (00220450)
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研究協力者 |
上島 洋一郎 関西大学, 大学院・文学研究科, DC
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 西洋哲学 / ディルタイ / 類比 / 経験 / 現実 / 斉一性 / 作用 / J.S.ミル / ヒューム / 意志 / 構造 / 連関 / 理解 / 同型性 / 追体験 / ショーペンハウアー |
研究概要 |
ディルタイの哲学は、従来、「生の哲学」「解釈学の哲学」とされてきたが、本研究では、(1)彼の哲学では、現実形成が意志的な作用概念から考えられていること、そして(2)彼固有の経験概念が特殊から特殊への類比に基づいて形成され、類比的把握それ自身が現実の経験として現実を形成していること、(3)これらを「新資料の基礎的研究」に基づいて解明することによって、彼の哲学を「現実と経験の哲学」、すなわち「意志的・類比的経験としての現実形成の哲学」として再構築した。
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