研究課題/領域番号 |
20520050
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
印度哲学・仏教学
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
荒牧 典俊 龍谷大学, 仏教文化研究所, 研究員 (30027536)
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研究協力者 |
中西 麻一子 佛教大学, 大学院, 博士課程
杉本 瑞穂 龍谷大学, 大学院, 博士課程
小沢 千晶 大谷大学, 助教
村田 裕美 大谷大学, 大学院, 博士課程修了
MONIKA Zin ミュンヘン大学, 教授
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 仏教学・仏教史全般 / 佛教美術史 / 大乗経典運動 / 仏像の起源 / Kanganhalli / Amaravati / Nagarjunakonda / カンガンハリ佛塔 / アマラーヴァティー前期佛塔 / 大乗佛教の起源 / 佛像の出現 / 不退転 / 無生法忍 / マハーゴーヴィンダ / 三道宝階 / 帝釈窟説法 / 舎衛城神変 / 龍樹 |
研究概要 |
インド佛教美術史における「佛像の出現」という根本問題とインド佛教思想史における「大乗佛教の起源」という根本問題は、従来までの多数の学者による研究の蓄積にもかかわらず、未解決な難問であった。本研究は、これら二つの革新運動の根本には「三昧のエクスタシーにおいて諸佛に直々にま見える」という宗教体験があるのであり、それらは,この「不退転」「無生法忍」ともよばれる宗教体験を体得しようとする宗教運動の二側面だ、という作業仮説を提案することによって解決することを試みた。この作業仮説は、佛教考古学・美術史の遺跡・遺物史料によって十分に証明されることを示した。また、新発見の佛教遺跡「カンガンハリ大塔」を調査して、写真資料と平面図を、世界の学界に提供した。
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