研究課題/領域番号 |
20520053
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
宗教学
|
研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
諸岡 道比古 弘前大学, 人文学部, 教授 (70133915)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 自然的宗教 / 善と悪 / 救い / ドイツ観念論 / ヨハネ福音書 / シェリング / フィヒテ / 悪 |
研究概要 |
世界各地に存在する様々な宗教を知ったヨーロッパの知識人たちは、それら諸宗教の本質を探究し、その結果得られたものを自然的宗教と呼んでいる。ドイツ観念論の系譜に属するカントをはじめとする哲学者たちも自然的宗教を、その名称は異なるものの、彼らの理想的宗教として求めた。彼らは人間に存在する道徳的悪や宗教的悪をこの自然的宗教を手掛かりにして克服しようと考え、その克服時期をこの世、霊魂が肉体を離れてからのいずれかの日、あるいは復活の時におき、悪が克服されるものとしている。
|