研究課題/領域番号 |
20520084
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
岡田 裕成 大阪大学, 文学研究科, 准教授 (00243741)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ラテンアメリカ / メキシコ / アンデス / 植民地美術 / キリスト教美術 / 中南米 |
研究概要 |
本研究は、イスミキルパン修道院聖堂壁画の作例を象徴的な事例とする、ヌエバ・エスパーニャ副王領の布教区聖堂装飾美術における「先住民的」なモチーフ群が、スペイン人統治者・宣教師の「エキゾティシズム」的な関心と、その「エキゾティシズム」をも利用しつつ自らの新たなアイデンティティを構築した先住民首長層の、相互的な関与のもとで生まれた「間文化的」な表象群であることを、植民地で制作された挿絵手稿本や、同時代のヨーロッパにおける新世界に関わる図像イメージの分析をとおして解明した。
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