研究課題
基盤研究(C)
密教絵画の星曼荼羅(北斗曼荼羅)は円形式と方形式の二種に分類される。本研究では特に円形式にみられる方位観に注目し、星曼荼羅の構成要素である黄道十二宮と二十八宿の位置関係を座標とみなすことで、日月および五惑星の配置にホロスコープ占星術的な側面があるとの知見を得た。また、構図の意味の解明には古天文学のアプローチが有効であるとの認識を示すことになり、学際的な研究の重要性を示す結果ともなった。
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