研究課題/領域番号 |
20520141
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
清瀬 みさを 同志社大学, 文学部, 准教授 (00367963)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2010年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 美術史 / 美学 / 建築史・意匠 / 都市計画・建築計画 / 環境調和型都市整備基盤 / 環境調和型都市基盤整備 / 橋梁 / 名橋 / 景観 / 風景 / 京都 |
研究概要 |
橋梁は、建築物とは異なり単体では存在しない。その側面観は通景(vista)にアイ・ストップを設け、正面観は奥行きへの軸線を導き、ふたつの異なる空間を結び、分ちつつ美しい景観を構成する重要な要素であることは、現実の名橋、美術作品中のモチーフにも検証される。にもかかわらず、近年の京都市景観条例は橋梁の意義を看過している。他の地方との比較検討の結果、突出した自己主張を嫌う京都の美意識に沿い、穏やかな自然景観に融合し通景を遮断することなく両岸を結ぶ穏やかな色彩と様式が模索されねばならないのではないか。
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