研究課題/領域番号 |
20520147
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 広島工業大学 |
研究代表者 |
三村 泰臣 広島工業大学, 環境学部, 教授 (60289262)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 表象文化論 / 宗教 / 白い布 / 練供養 / 備後神楽 / 備後五行祭 / 山ノ神祭 / 備後荒神祭 / 敦煌莫高窟 / 楡林窟 / 観無量寿経変 / 備中荒神神楽 / 川名津神楽 / 死霊祭祀 / 神楽 |
研究概要 |
日本民間神楽のうち中国地方の民間神楽を中心に「白い木綿布」を使用する神楽を悉皆調査した。その結果、白い布は荒神神楽祭祀で使用されてきたことが分かった。また「白い木綿布」が使用される東アジアの民間祭祀(長江中流域と朝鮮半島)を調査した結果、それが死霊祭祀で使用されていることが判明した。このことから、白い布を使う荒神神楽祭祀が死霊祭祀を起源に発展したことが判明した。日本の民間神楽は死霊祭祀を起源とすると考えられる。これらは三村泰臣『中国地方民間神楽祭祀の研究』(岩田書院)として刊行した。
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