研究課題/領域番号 |
20520158
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
林 正子 岐阜大学, 地域科学部, 教授 (30198858)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 近代日本 / 文学評論 / 民族精神 / 国民文化 / ドイツ思想 / 近代の超克 / 民俗学 / 国家アイデンティティ / 文化主義 / 教養概念 / 大学論 / 学問論 / 森鴎外 / ドイツ文化 / 民族主義 / 柳田國男 / ハインリヒ・ハイネ / 高山樗牛 / 姉崎正治 / 大西祝 / 金子筑水 |
研究概要 |
本研究は、1870年前後から第二次世界大戦までの、いわゆる近代という時代において、日本とドイツが、その思想的潮流や歴史的背景に多くの共通点や対照性を有することを踏まえたものである。哲学・文学研究をとおしてドイツ思想・文化を受容し、近代日本の時代精神を体現した評論家の論説を考察することによって、<国民的自覚>の高まりから<近代の超克>にいたる<民族精神>論の内容を明らかにした。併せて、当時の日本における<民族主義>の高揚と<民俗学的研究>の隆盛に相関関係があることを指摘した。
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