研究課題/領域番号 |
20520162
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
加藤 洋介 大阪大学, 文学研究科, 教授 (00214411)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 源氏物語 / 伊勢物語 / 定家本 / 本文 / 古典籍 |
研究概要 |
定家本源氏物語を復原する上でもっとも尊重されている大島本(古代学協会蔵)が、室町期書写の伝本と共通する本文や漢字表記を持つことから、定家自筆本系統の本文から直接書写されたのではなく、室町期に流布していた本文に定家自筆本系統の本文を校合することで成立したことを検証した。これは伊勢物語伝本においても、同一系統にある伝本間では漢字表記など共通する部分を多く持つことから考案したものであり、伊勢物語伝本の側から定家本源氏物語の本文成立史を窺うという横断的検討から得た成果である。
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