研究課題/領域番号 |
20520169
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
小林 直樹 大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 教授 (40234835)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 鎌倉幕府 / 無住 / 沙石集 / 吾妻鏡 / 源頼朝 / 北条泰時 / 北条時頼 / 武家新制 / 源頼家 / 狩猟伝承 / 撫民 / 観音 / 補陀落渡海 / 智定房 / 下河辺行秀 / 歴史叙述 / 実賢 / 安達景盛 / 智者 / 賢人 / 法愛 / 遁世 |
研究概要 |
鎌倉後期の遁世僧・無住の著作に、鎌倉幕府の法制度、とりわけ御成敗式目や武家新制の理念がどのように反映しているかを考察した。また、幕府の強力な支援を受けて仏教界の頂点に立った高僧・実賢の法流に連なる遁世僧と無住との深い交流についても明らかにした。さらに、無住と同時代に編纂された鎌倉幕府の歴史書『吾妻鏡』の伝承性の強い記事を説話伝承研究の視点から分析することで、本書の歴史叙述の方法や編纂意識についても解明を試みた。
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