研究課題/領域番号 |
20520203
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | お茶の水女子大学 (2010) 東京大学 (2008-2009) |
研究代表者 |
内田 澪子 お茶の水女子大学, 大学院・人間文化創成科学研究科, 研究院研究員 (50442497)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 日本中世文学 / 説話 / 縁起 / 霊験譚 / 文庫 |
研究概要 |
本研究では近世初頭前後の説話・縁起関係資料の禁裏伝来状況を調査し、以下等の結論を得た。 ・近世初頭の禁裏には畿内を中心とした社寺の、ある程度数の縁起が伝来した。但しその頃に伝えられていたものと現在に伝わるものとは、種類が異なる。万治四年(1661)焼亡後の文庫再建方針に起因すると思われた。 ・説話類も当該期には『古事談』『撰集抄』など、若干数が伝えられていたことが確認できる。 但し12の例外を除いて現在には伝わらない。 ・当該期に禁裏伝来が確認できる『十一面観音縁起』『古事談』『十訓抄』等の個別作品研究を進めた。
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