研究課題/領域番号 |
20520204
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
小川 剛生 慶應義塾大学, 文学部, 准教授 (30295117)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 年号 / 改元 / 迎陽記 / 足利義満 / 韻書 / 公家日記 / 歴史観 / 三条西実隆 / 韻鏡 / 音韻 / 反切 / 部類記 / 武家政権 / 漢籍受容 |
研究概要 |
日本には250もの年号が存在し、とくに中世は頻繁に年号が改められた。改元は国家の大事であり、武家政権も重大な関心を示してしばしばこれに干渉した。しかし年号制定の手続きや、年号に関する当事者の意識については、これまで十分な整理が行われていなかった、そこで年号の選定に関する文献について、旧公家蔵書を中心として調査を実施し、新たな史料をいくつか見出した。さらに、こうした史料と分析を踏まえて、以下の研究を行った。 (1)年号改元文献の書誌調査 (2)中世の年号制定手続きと難陳から窺える歴史認識 (3)室町幕府将軍の年号制定への介入 (4)年号文字の反切と『韻鏡』の受容 (5)迎陽記諸本の研究と、史料纂集『迎陽記一』の校刊
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