• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

ポストインペリアル英国文化と長い20世紀

研究課題

研究課題/領域番号 20520214
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 英米・英語圏文学
研究機関東京学芸大学

研究代表者

大田 信良  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (90233139)

研究期間 (年度) 2008 – 2012
研究課題ステータス 完了 (2012年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワードポストインペリアル / 長い20世紀 / リベラリズム・ヘリテージ / 批評理論 / 映 像文化 / ブルームズベリー・グループ / アソシエーション / リベラリズム / ヘリテージ / 映像文化 / 帝国 / 英国文化 / グローバリゼーション / 英米関係 / 冷戦 / モダニズム / ニューヨーク知識人 / 英米文学 / 比較文学 / 文学論 / 西洋史 / 思想史 / イングリッシュネス / 20世紀 / ジェンダー
研究概要

現在のポストインペリアルな歴史状況における英国文化は、大英帝国解体後になおも残存する帝国意識、または、その保守主義を批判的に乗り越える新たなヒューマニズムと多文化主義の可能性によっては、十分捉えることができない。むしろ、21世紀の現在につながるグローバル化や帝国主義に注目する「長い20世紀」の視座を考慮することにより、本研究は、「英文学」をその重要な一部とするグローバルな帝国の文化が、冷戦期米国のモダニズム文学と大学の研究・教育制度の編制にトランスナショナルに転回した英国リベラリズムの政治文化によっても担われていたことを論じた。

報告書

(7件)
  • 2012 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2011 実績報告書
  • 2010 実績報告書   自己評価報告書 ( PDF )
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書
  • 研究成果

    (40件)

すべて 2012 2011 2010 2009 2008 その他

すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (17件) (うち招待講演 1件) 図書 (13件)

  • [雑誌論文] 「TheYears、リベラリズム、アソシエイション--ブルームズベリー・グループの政治文化」2011

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 雑誌名

      英文学研究支部統合号

      巻: 第4巻 ページ: 1-11

    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] The Years、リベラリズム、アソシエイション-ブルームズベリー・グループの政治文化2011

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 雑誌名

      英文学研究支部統合号

      巻: 4 ページ: 1-11

    • 関連する報告書
      2011 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 「知識人の「誕生」とブルームズベリー・グループ第2世代の作法--リベラル・イングランドのトランスアトランティックな転回」(特別シンポジアム知識人の作法?--リベラリズム、歴史、文学)2010

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 雑誌名

      第82回日本英文学会全国大会Proceedings

      ページ: 175-79

    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
  • [雑誌論文] 批評理論の制度化についての覚書--トランスアトランティックな文学・文化研究のために2010

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 雑誌名

      『言語社会』一橋大学大学院言語社会研究科2009年度紀要

      巻: 第4号 ページ: 183-212

    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
  • [雑誌論文] Lawrence and PostimperialEnglish Culture2010

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 雑誌名

      D・H・ロレンス研究

      巻: 第20号 ページ: 43-59

    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 批評理論の制度化についての覚書--トランスアトランティックな文学・文化研究のために2010

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 雑誌名

      『言語社会』一橋大学大学院言語社会研究科2009年度紀要 第4号

      ページ: 183-212

    • 関連する報告書
      2010 自己評価報告書
  • [雑誌論文] Lawrence and Postimperial English Culture2010

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 雑誌名

      D・H・ロレンス研究 第20号

      ページ: 43-59

    • 関連する報告書
      2010 自己評価報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 知識人の「誕生」とブルームズベリー・グループ第2世代の作法--リベラル・イングランドのトランスアトランティックな転回2010

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 雑誌名

      日本英文学会第82回大会Prcceedings

      ページ: 175-179

    • NAID

      40017325010

    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [雑誌論文] Lawrence and Postimperial English Culture2010

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 雑誌名

      D・H・ロレンス研究 20

      ページ: 43-59

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 批評理論の制度化についての覚書-トランスアトランティックな文学・文化研究のために2010

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 雑誌名

      言語社会 4

      ページ: 1-30

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] エリオットの文化論、制度としての「英文学」、クリエイティヴ産業--1990年代英国カルチュラル・スタディーズ/文化政策学のあとで2012

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 学会等名
      日本T.S.エリオット協会第25回全国大会
    • 発表場所
      東京学芸大学(東京都)
    • 年月日
      2012-11-11
    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
  • [学会発表] 英国モダニズム文学、(ポスト)ヘリテージ、文化政策2011

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 学会等名
      日本ヴァージニア・ウルフ協会7月例会
    • 発表場所
      青山学院大学(東京都)
    • 年月日
      2011-07-09
    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
  • [学会発表] 『トマス・ハーディ研究』と金融資本-スパイ小説/"Sex Novels"/「教養小説」2011

    • 著者名/発表者名
      大田 信良
    • 学会等名
      日本ロレンス協会第42回シンポジウム『トマス・ハーディ研究』再読のために-リベラリズム、帝国、「教養小説」の転回
    • 発表場所
      神戸大学(兵庫県)
    • 年月日
      2011-06-25
    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
  • [学会発表] 『トマス・ハーディ研究』と金融資本-スパイ小説/"Sex Novels"/「教養小説」2011

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 学会等名
      日本D・H・ロレンス協会、全国大会シンポジウム
    • 発表場所
      神戸大学(兵庫県)
    • 年月日
      2011-06-25
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書
  • [学会発表] 知識人の「誕生」とブルームズベリー・グループ第2世代の作法--リベラル・イングランドのトランスアトランティックな転回2010

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 学会等名
      日本英文学会全国大会、特別シンポジウム
    • 発表場所
      神戸大学(兵庫県)
    • 年月日
      2010-05-30
    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
  • [学会発表] 知識人の「誕生」とブルームズベリー・グループ第2世代の作法-リベラル・イングランドのトランスアトランティックな転回2010

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 学会等名
      日本英文学会全国大会、特別シンポジウム
    • 発表場所
      神戸大学(兵庫県)
    • 年月日
      2010-05-30
    • 関連する報告書
      2010 自己評価報告書
  • [学会発表] 知識人の「誕生」とブルームズベリー・グループ第2世代の作法--リベラル・イングランドのトランスアトランティックな転回2010

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 学会等名
      日本英文学会全国大会、特別シンポジウム
    • 発表場所
      神忘大学(兵庫県)
    • 年月日
      2010-05-30
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [学会発表] マネーへの思索=投機(speculation)とサッチャリズム以降の帝国-ジャンルはほんとに解体したのか?2009

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 学会等名
      東北英文学会(日本英文学会東北支部)第64回大会
    • 発表場所
      秋田市カレッジプラザ(秋田県)
    • 年月日
      2009-12-06
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] マネーへの思索=投機(speculation)とサッチャリズム以降の帝国--ジャンルはほんとに解体したのか?」東北英文学会シンポジウム「英文学におけるジェンダー/ジャンル2009

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 学会等名
      東北英文学会第64回大会
    • 発表場所
      秋田キャッスルホテル(秋田県)
    • 年月日
      2009-12-03
    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
  • [学会発表] 誰もEdwardW.Saidを読まない?-終わらない冷戦とReagan期米国批評理論のさまざまなはじまり2009

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 学会等名
      日本アメリカ文学会第48回全国大会シンポジア「今一度冷戦を考える」
    • 発表場所
      秋田大学(秋田県)
    • 年月日
      2009-10-11
    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
  • [学会発表] 誰もEdward W.Saidを読まない?-終わらない冷戦とReagan期米国批評理論のさまざまなはじまり2009

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 学会等名
      第48回日本アメリカ文学会全国大会
    • 発表場所
      秋田大学(秋田県)
    • 年月日
      2009-10-11
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] 冷戦期米国批評理論とEdwardW.Saidを読まない?--ドライサーかジェイムズかの文学史を、トランスアトランティックに、見直すために2009

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 学会等名
      第2回「トランスアトランティック・モダニズム」研究会講演
    • 発表場所
      一橋大学(東京都)
    • 年月日
      2009-09-27
    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
  • [学会発表] 冷戦期米国批評理論とEdward W.Said-ドライサーかジェイムズかの文学史を、トランスアトランティックに、見直すために2009

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 学会等名
      第2回「トランスアトランティック・モダニズム」研究会における講演
    • 発表場所
      一橋大学(東京都)
    • 年月日
      2009-09-27
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] LawrenceandPostimperialEnglishCulture2009

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 学会等名
      (日本ロレンス協会第40回記念大会シンポジウムLawrenceStudiesinEastAsia)日本ロレンス協会第40回記念大会
    • 発表場所
      名古屋工業大学(愛知県)
    • 年月日
      2009-06-27
    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
  • [学会発表] Lawrence and Postimperial English Culture2009

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 学会等名
      日本ロレンス協会第40回記念大会シンポジウム
    • 発表場所
      名古屋工業大学(愛知県)
    • 年月日
      2009-06-27
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] 「転回するThe Hours? --ブルームズベリー・グループとポストインペリアル英国文化2009

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 学会等名
      日本ヴァージニア・ウルフ協会
    • 発表場所
      同志社大学
    • 年月日
      2009-03-21
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] エリオットの文化論とクリエイティヴ産業――1990年代英国カルチュラル・スタディーズ/文化政策学のあとで

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 学会等名
      日本T. S. エリオット協会 第25回大会 特別講演13:30-15:00
    • 発表場所
      東京学芸大学
    • 関連する報告書
      2012 実績報告書
    • 招待講演
  • [図書] 『文学研究のマニフェスト--ポスト理論・歴史主義の英米文学批評入門』第5章「帝国、インターナショナリズム、グローバリズム--英国フォーディズムのディストピア、あるいは、『すばらしい新世界』のエコノミー」2012

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 出版者
      東京:研究社出版
    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
  • [図書] 『イギリス映画と文化政策--ブレア政権以降のポリティカル・エコノミー』「まえがき」i-vii.第6 章「「成長」のポリティカル・エコノミーと『アバウト・ア・ボーイ』--変容するロマンティック・コメディ」終章「ポピュラー・カルチャーのグローバルな再編とはなんだったのか?--文化的価値の再解釈に向けて」その他コラム、年表等2012

    • 著者名/発表者名
      河島伸子、大谷伴子、大田信良編
    • 出版者
      東京:慶應義塾大学出版会
    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
  • [図書] 文学研究のマニフェスト――ポスト理論・歴史主義の英米文学批評入門2012

    • 著者名/発表者名
      三浦玲一編
    • 総ページ数
      205
    • 出版者
      研究社出版
    • 関連する報告書
      2012 実績報告書
  • [図書] イギリス映画と文化政策――ブレア政権以降のポリティカル・エコノミー2012

    • 著者名/発表者名
      河島伸子
    • 総ページ数
      201
    • 出版者
      慶應義塾大学出版会
    • 関連する報告書
      2012 実績報告書
  • [図書] 『愛と戦いのイギリス文化史1951-2010年』川端康雄ほか編(第18 章「ベケット、ナボコフ、そして文化冷戦--「モダニズム文学」の制度化」2011

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 出版者
      東京:慶應義塾大学出版会
    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
  • [図書] 愛と戦いのイギリス文化史1951-2000年2011

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 総ページ数
      478
    • 出版者
      慶應義塾大学出版会
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書
  • [図書] 帝国の文化とリベラル・イングランド--戦間期イギリスのモダニティ2010

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 総ページ数
      259
    • 出版者
      東京:慶應義塾大学出版会
    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書 2010 自己評価報告書
  • [図書] 『ポスト・ヘリテージ映画--サッチャリズムの英国と帝国アメリカ』第6 章「『スキャンダル』--金融資本とカントリーハウスの文化」終章「英米の『特別な関係』のかなたへ」、その他コラム、年表等2010

    • 著者名/発表者名
      大谷伴子、松本朗、大田信良、加藤めぐみ、木下誠、前協子共編著
    • 出版者
      東京:上智大学出版
    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
  • [図書] ポスト・ヘリテージ映画--サッチャリズムの英国と帝国アメリカ(第6章「『スキャンダル』--金融資本とカントリーハウスの文化」、終章「英米の『特別な関係』のかなたへ」, その他コラム、年表等)2010

    • 著者名/発表者名
      大谷伴子、松本朗、大田信良、加藤めぐみ、木下誠、前協子共編著
    • 出版者
      東京:上智大学出版
    • 関連する報告書
      2010 自己評価報告書
  • [図書] 帝国の文化とリベラル・イングランド-戦間期イギリスのモダニティ2010

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 総ページ数
      259
    • 出版者
      慶應義塾大学出版社
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [図書] ポスト・ヘリテージ映画-サッチャリズムの英国と帝国アメリカ2010

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 総ページ数
      251
    • 出版者
      上智大学出版
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [図書] 『転回するモダン--イギリス戦間期の文化と文学』第17 章「金貨のポリティカル・エコノミー--帝国の文化とブルームズベリー・グループ」2008

    • 著者名/発表者名
      遠藤不比人・大田信良、ほか編
    • 出版者
      東京:研究社出版
    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書
  • [図書] 転回するモダン--イギリス戦間期の文化と文学2008

    • 著者名/発表者名
      大田信良
    • 総ページ数
      377
    • 出版者
      研究社
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書

URL: 

公開日: 2008-04-01   更新日: 2019-07-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi