研究課題/領域番号 |
20520215
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
若林 麻希子 青山学院大学, 文学部, 准教授 (50323738)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2010年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | アメリカ文学 / 女性文学 / 求婚小説 / 誘惑小説 / 感傷小説 / 家庭小説 / 共和制アメリカ / アメリカ近代化 / 英米文学 |
研究概要 |
本研究では「性的差異の制度化」をキーワードに据え、アメリカ近代史をジェンダーに関する女性の意識変革の歴史として再編成することを試みた。性差が「程度の差」から「種類の差」へと概念的変化を遂げる18世紀後半の歴史的背景に着目し、女性アイデンティティの変遷を求婚小説の中に辿った。その結果、「共和国の母」、「真の女性らしさ」、そして「家庭の天使」などの家庭性イデオロギーに回収することが出来ない新たな女性の内面性とその物語の伝統を浮き彫りにすることが出来た。
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