研究課題/領域番号 |
20520273
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学(英文学を除く)
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研究機関 | 小樽商科大学 |
研究代表者 |
鈴木 将史 小樽商科大学, 小樽商科大学言語センター, 教授 (20216443)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 独文学 / 祝典劇 / 記念碑 / 19世紀転換期文学 / ドイツ愛国精神 / ドイツ近代文学 / ドイツ文学 / ライン川 / ゲーテ / シラー / ハイゼ |
研究概要 |
本研究は、18世紀後半のゲーテ・シラー時代から、20世紀初頭にかけてのドイツ国民祝典劇と、19世紀半ばから世紀転換期までのドイツ国民記念の成立背景、及びその形態の変遷を分析・考察した。研究成果は、ゲーテ・シラーの祝典劇がまさに宮廷祝典劇から国民祝典劇への境界線に位置すること、以降の祝典劇は様式化を強め、記念碑とも共通する固有のスタイルを確立したこと、19世紀末には愛国精神を揶揄した「パロディ祝典劇」が当時の時代精神を如実に反映した産物であったこと、などが判明した点である。
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