研究概要 |
この研究においては、フランス語と日本語をはじめとする諸言語における、動詞の時制・叙法、法的(準)助動詞、副詞類などのカテゴリーにわたるモダリティの多様な発現を、一貫した視点にもとづいて考察した。とりわけ、どのようにしてモダリティが、条件法、半過去、叙想的時制・アスペクト、未来諸時制、fallor, devoir, sembler などの法的(準)助動詞、ステレオタイプにまつわる諸表現、留保表現、ジェロンディフと現在分詞、ポリフォニー、伝聞表現などのさまざまな言語事象にあらわれるに至っているのかを示すことができた。
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