研究課題/領域番号 |
20520350
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
坂本 真樹 電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 准教授 (80302826)
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研究分担者 |
内海 彰 電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 准教授 (30251664)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 認知意味論 / 形容詞比喩 / 否定的意味喚起 / 意味処理過程 / 共感覚比喩 / 否定的意味 / 名詞比喩 / 動詞比喩 / 心理実験 / 認知言語学 / 意味 / イベント知識 / 意味の生成 / 意味の理解 / 形容詞 / 比喩 / APGモデル / 意味変化 / 色彩 / 理解時間 |
研究概要 |
形容詞比喩は否定的な意味の喚起が起きる傾向があり、その傾向は色彩を表す形容詞から作られる比喩において強いことを確認した。また、動詞比喩や名詞比喩に比べても、形容詞比喩では強く否定的な意味を喚起することも確認された。その要因として、喩辞単独から肯定的な意味要素が潜在的に喚起されていても、人は否定的な意味要素の影響を受けやすいことや、形容詞比喩の意味処理過程において、喩辞から喚起される知識と被喩辞から喚起される知識が経験上共起するイベント知識が関与する可能性も示唆された。
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