研究課題
基盤研究(C)
ドイツ語には再帰動詞の過去分詞とコピュラにより形成される「状態再帰」と呼ばれる構文と,与格項を主語化する「与格受動」と呼ばれる構文がある。前者については,再帰動詞に課せられる意味的制約を明らかにし,さらにその過去分詞はいわゆる状態受動と同様に形容詞化されていることを示した。また,後者は統語的受動文ではなく,談話の流れにおける要請を満たすために与格名詞句を主語ないしトピックとして実現するための構文であることを実証した。
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