研究課題/領域番号 |
20520394
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
船津 誠也 県立広島大学, 学術情報センター, 助教 (30275383)
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研究分担者 |
今泉 敏 県立広島大学, 保健福祉学部, 教授 (80122018)
林 良子 神戸大学, 国際文化学部, 准教授 (20347785)
藤本 雅子 国立国語研究所, コーパス発センター, プロジェクト非常勤研究員 (30392541)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 異音 / 脳磁図 / 無声母音 / 子音クラスタ / 母音挿入 / 母音無声化 / 調音運動 / 声帯振動 / EMA / EGG / PGG / 識別力 / 刺激呈示間隔 / 調音結合 / 脳内統合 / 嗜好性 / 関東地方 / 中国地方 / 知覚と生成 |
研究概要 |
脳磁図を用いた脳機能計測により、日本語母語話者は子音クラスタ中の母音の有無によりミスマッチ反応が生じることが明らかになった。したがって日本語母語話者は子音クラスタ中の母音の有無を潜時200msあたりまで検出していることが推察された。この結果から、日本語母語話者の異音(挿入母音の有無)に対する感受性は少なくとも音響レベルあるいは音声レベルにおいては保持されるが、単語認知レベルにおいては日本語の音韻的制約から抑制され、異音統合が生じている可能性が示唆された。
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