研究課題/領域番号 |
20520409
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
釘貫 亨 名古屋大学, 文学研究科, 教授 (50153268)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 分詞 / 動詞的形容詞 / 自他対応 / アスペクト表示形式 / テンス / アスペクト / 無標識分詞 / 過去辞 / アスペクト形態 / 形容詞的用法 / 過去分詞的用法 / 名詞修飾 / 完了辞タリ / 源氏物語 / 平安王朝文芸 |
研究概要 |
本研究は、古代日本語に形態的特徴として表れた動詞派生及びそれに従属した形容詞派生の実態に注目し、特に動詞の形を変えずに形容詞に転用する個性的で重要な用法が奈良時代語に成立したことを明らかにした。それは、「飛ぶ鳥」「咲く花」「荒れたる都」など先行する文脈から相対的に自立して文法項を取ることなしに、あたかも形容詞のように名詞を修飾する一群の表現の存在である。この現象は、従来全く注目されなかった動詞の形容詞への転用例である。
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