研究課題/領域番号 |
20520431
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英語学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
福地 肇 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (90015884)
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研究分担者 |
淺川 照夫 東北大学, 高等教育開発推進センター, 教授 (50101522)
小川 芳樹 東北大学, 大学・院情報科学研究科, 准教授 (20322977)
西田 光一 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (80326454)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 英語 / 日本語 / 言語学 / 認知言語学 / 名詞構造 / 節構造 / メトニミー / 国語学 / 認知科学 / 名詞 / 節 / 音声学 |
研究概要 |
日本語・英語の対照研究において、従来から漠然と指摘されてきた「英語における名詞指向表現の多用」が実際に、現象としてどのような統語的な姿(名詞句としての内部構造)をとって現れるかを、コーパス分析手法を中心にして、分析した。その結果、名詞指向表現の中核を成すと思われる構造は、いわゆる動詞・形容詞の名詞化形を主要部とする名詞句というよりは、統語上は主要部としてはたらく通常の(派生ではない)名詞が、関係節を従える複合名詞句表現であり、それが、意味上は節(動詞が主要部としてはたらくという意味で、命題的な)内容を伝えるように機能するところに本質的な意義があることを明らかにした。
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