研究概要 |
本研究では、OE,MEに同じコーパスデザインで文法標識が付与された2つのコーパス、YCOE(OE),PPCME2(ME)を利用して、OE,MEにおいて具体例の少ない結果構文を抽出した。Visser(1967)の先行研究に用例を追加し、結果構文の通時的研究(成立過程)のための基礎資料とした。OEにおいて1例を追加し、MEにおいては、結果構文を構成する11の動詞(bake,well(boilの意味),to-breken(breakupの意味),pierce,put(pushの意味),stamp,cut,shut,colour,hew,strike)と8つの結果述語(blind,fast,full,hard,hot,short,stark(strongの意味),white)を追加した。
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