研究課題/領域番号 |
20520520
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 金城学院大学 |
研究代表者 |
小田 節子 金城学院大学, 人間科学部, 准教授 (30364665)
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研究分担者 |
筒井 英一郎 広島国際大学, 国際交流センター, 講師 (20386733)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 英語 / 国際英語 / 聞きやすさ / 英語教育 / 英語の発音 / 聞き取りやすさ(intelligibility) / 日本人英語話者 / 国際コミュニケーション / intelligibility / 母音の長さのコントロール / 日本人英語 / Lingua Franca Core / 発音教授 / ネイティブ英語 / 英語の変種 / 変種への慣れ / モデル / 言語モデル / 外国訛り |
研究概要 |
急速に国際社会での英語使用が増え、同時に多様性が広がる中で、相互の英語のわかりやすさ(intelligibility)を保つ努力がより一層必要とされている。本研究では、日本の英語学習者の目指すべきintelligibilityの検証を目的とする。その結果、話し手としては、母音の長さのコントロールが重要であることがわかった。他方、日本英語を聞く立場からは特に重要な知見はなく、よく言われる「多様な英語変種への慣れ」はintelligibilityに大きくは寄与していないことがわかった。一方、日本英語の話者の立場から、intelligibilityに大きく貢献するのは、母音の長さであるという結果が出た。これにより、様々なレベルの発音教育の中で、母音の質、と同時に母音の長さ、について学習者の注意を喚起することがのぞましい、と考えられる。
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