研究課題
基盤研究(C)
本研究は、日本近世の地域社会が、百姓や町人にとどまらず、多様な身分的に周縁化された諸社会集団を内包し、複層的に構成されていたことに留意し、こうした周縁身分の視座から地域社会の構造的特質を明らかにした。具体的には、主とし信濃国下伊那地域を素材とし、「簓」(ささら・万歳楽の担い手)や「猿引」という芸能者集団、「非人」や「牢守」などの実態を明らかにし、百姓や町人、武士を含め、諸集団相互の関係を検討した。
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別冊年報都市史研究-伝統都市を比較する-
ページ: 108-120
年報都市史研究 17巻
ページ: 50-63
年報都市史研究 17