研究課題/領域番号 |
20520602
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 関西福祉科学大学 |
研究代表者 |
森 明彦 関西福祉科学大学, 社会福祉学部, 教授 (90231638)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 罪 / 穢 / 三一権実論争 / 被差別民 / 神祇令散斎条 / 市 / 祈年祭 / 法相宗 / 天台宗 / 一闡提 / 仲算 / 神祇散斎条 / 良助 / 決罰 / 関市令 / 穢観の変容 / 罪観の変容 / 応和の宗論 / 屠者 / 良源 |
研究概要 |
(1)三一権実論争が被差別民の性格に生まれついての悪人、穢れた存在との刻印を与える契機となったことを解明した。(2)神祇令散斎条の注釈では二つの新見解を提出した。i罪の決罰を行う場である市での官私間の交易が自由な価格設定で行われていたこと。ii祈年祭の成立は新しいとする説に批判を加え、プレ祈年祭というべき予祝の祭の存在を指摘した。(3)良源と仲算との三一権実論争の具体的姿を示すと考えられる良助の「天台法輪摧破法相外道銘」の復刻を行った。
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