研究課題/領域番号 |
20520609
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
大河原 知樹 東北大学, 大学院・国際文化研究科, 准教授 (60374980)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 西アジア / イスラーム史 / 中東 / 都市 / 家族 / 世帯 / 歴史人口学 / 結婚 / 女性 / 人口 |
研究概要 |
本研究では、シリアの都市ダマスカスにおける1921~1933年の間のさまざまな結婚データ(当事者の年齢、親の職業、出生地、現住地、婚資金など)を収集、入力し、計量的に分析した。結果、(1)女性の平均結婚年齢は1920年代半ばの一時的上昇を経て、1934年までに20世紀初頭の平常期に数値が回帰した、(2)男性の年齢は同じ1920年代半ばに異常な上昇を見せ、1934年までに、20世紀初頭の水準と比べても3歳高めの数値に達した。したがって、フランス委任統治期前半のダマスカスの人口動態「危機」期は、女性よりも男性に「過酷」であったと結論づけられる。
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