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大清帝国の国制としての八旗制の基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 20520622
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 東洋史
研究機関駒澤大学

研究代表者

杉山 清彦  駒澤大学, 文学部, 准教授 (80379213)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード大清帝国(清朝) / 中央ユーラシア / 八旗制 / マンジュ(満洲) / ジュシェン(女直・女真) / ヌルハチ / 王公 / 近世 / 満洲(マンジュ) / 女真(ジュシェン)
研究概要

八旗制は、(1)階層組織体系に基づく軍事=行政組織、(2)王家による支配権の独占とそれによる麾下の分有、(3)左右翼制、(4)君主の親衛隊の存在、といった、遊牧軍隊とその国家組織にみられる特徴を有しており、そのような点で中央ユーラシア的政治=軍事組織のマンジュ(満洲)的形態であるということができる。そして旗人は文武官の人材供給源となり、帝国全体の統治を担った。それゆえ、八旗こそは大清帝国の国家組織そのものであったといえよう。

報告書

(4件)
  • 2010 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書
  • 研究成果

    (22件)

すべて 2011 2010 2009 2008

すべて 雑誌論文 (10件) 学会発表 (6件) 図書 (6件)

  • [雑誌論文] 弐臣と功臣のあいだで-漢軍旗人としての李永芳一門-2009

    • 著者名/発表者名
      杉山清彦
    • 雑誌名

      明清史研究 第5輯

      ページ: 99-128

    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
  • [雑誌論文] マンジュ国から大清帝国へ-その勃興と展開-2009

    • 著者名/発表者名
      杉山清彦
    • 雑誌名

      清朝とは何か(東京:藤原書店) 別冊環(16)

      ページ: 74-91

    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
  • [雑誌論文] 大清帝国の支配構造-マンジュ(満洲)王朝としての-2009

    • 著者名/発表者名
      杉山清彦
    • 雑誌名

      清朝とは何か(東京:藤原書店) 別冊環(16)

      ページ: 132-149

    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
  • [雑誌論文] 近世ユーラシアのなかの大清帝国-オスマン、サファヴィー、ムガル、そして"アイシン=ギョロ朝"-2009

    • 著者名/発表者名
      杉山清彦
    • 雑誌名

      清朝とは何か(東京:藤原書店) 別冊環(16)

      ページ: 290-301

    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
  • [雑誌論文] 大清帝国の支配構造と八旗制-マンジュ王朝としての国制試論-2009

    • 著者名/発表者名
      杉山清彦
    • 雑誌名

      中国史学 18

      ページ: 159-180

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [雑誌論文] 「マンジュ国から大清帝国へ-その勃興と展開-」「愛新覚羅=アイシン=ギョロ氏とは」「大清帝国の支配構造-マンジュ(満洲)王朝としての-」「近世ユーラシアのなかの大清帝国-オスマン、サファヴィー、ムガル、そして"アイシン=ギョロ朝"-」2009

    • 著者名/発表者名
      杉山清彦
    • 雑誌名

      別冊環・清朝とは何か 16

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [雑誌論文] The Qing Empire in the Central Eurasian Context : Its Structure of Rule as Seen from the Eight Banner System2009

    • 著者名/発表者名
      杉山清彦(Sugiyama, Kiyohiko)
    • 雑誌名

      Comparative Imperiology(Matsuzato, Kimitaka(ed.))(Slavic Research Center, Hokkaido University) (Slavic Eurasian Studies No.22)

      ページ: 87-108

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [雑誌論文] 弐臣と功臣のあいだで-漢軍旗人としての李永芳一門-2009

    • 著者名/発表者名
      杉山 清彦
    • 雑誌名

      明清史研究 5

      ページ: 99-128

    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [雑誌論文] 大清帝国の支配構造と八旗制-マンジュ王朝としての国制試論-」2008

    • 著者名/発表者名
      杉山清彦
    • 雑誌名

      中国史学 第18巻

      ページ: 159-180

    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
  • [雑誌論文] 大清帝国のマンチュリア統合と帝国統合の構造2008

    • 著者名/発表者名
      杉山 清彦
    • 雑誌名

      左近幸村編著『近代東北アジアの誕生』北海道大学出版会

      ページ: 237-268

    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] 大清帝国史研究在日本2010

    • 著者名/発表者名
      杉山清彦
    • 学会等名
      (中国語)「満学:歴史与現状」国際学術研討会
    • 発表場所
      於中華人民共和国・北京市:北京市社会科学院
    • 年月日
      2010-08-30
    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
  • [学会発表] 大清帝国史研究在日本2010

    • 著者名/発表者名
      杉山清彦
    • 学会等名
      「満学:歴史与現状」国際学術研討会
    • 発表場所
      中国・北京市社会科学院
    • 年月日
      2010-08-30
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [学会発表] 清初期対漢軍旗人"満洲化"方策2010

    • 著者名/発表者名
      杉山清彦
    • 学会等名
      (中国語)清代満漢関係史国際学術研討会
    • 発表場所
      於中華人民共和国・北京市:中国社会科学院近代史研究所
    • 年月日
      2010-08-28
    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
  • [学会発表] 清初期対漢軍旗人"満洲化"方策2010

    • 著者名/発表者名
      杉山清彦
    • 学会等名
      清代満漢関係史国際学術研討会
    • 発表場所
      中国社会科学院近代史研究所
    • 年月日
      2010-08-28
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [学会発表] 清朝軍事史の研究動向とその史料2010

    • 著者名/発表者名
      杉山清彦
    • 学会等名
      国際シンポジウム「「新しい軍事史」の研究動向とその史料-ヨーロッパ・アジア・日本-」
    • 発表場所
      於駒澤大学
    • 年月日
      2010-03-21
    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
  • [学会発表] 清朝軍事史の研究動向とその史料2010

    • 著者名/発表者名
      杉山清彦
    • 学会等名
      国際シンポジウム「「新しい軍事史」の研究動向とその史料-ヨーロッパ・アジア・日本-」
    • 発表場所
      駒澤大学(東京)
    • 年月日
      2010-03-21
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [図書] 女直=満洲人の「くに」と「世界」-マンチュリアからみた「民族的世界」の姿-(杉山清彦 東アジアの民族的世界-近代以前における多文化的状況と相互認識)2011

    • 著者名/発表者名
      (共著)佐々木史郎・加藤雄三編
    • 出版者
      東京:有志舎
    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
  • [図書] 東アジアの民族的世界-近代以前における多文化的状況と相互認識2011

    • 著者名/発表者名
      佐々木史郎・加藤雄三, ほかと共著
    • 総ページ数
      305
    • 出版者
      有志舎
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [図書] Comparative Imperiology (Slavic Eurasian Studies 22)(SUGIYAMA Kiyohiko)(The Qing Empire in the Central Eurasian Context : Its Structure of Rule as Seen from the Eight Banner System)2010

    • 著者名/発表者名
      (共著)K.Matsuzato (ed.)
    • 出版者
      Slavic Research Center, Sapporo, Hokkaido University
    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
  • [図書] 明代女真氏族から清代満洲旗人へ(杉山清彦 北東アジアの歴史と文化)2010

    • 著者名/発表者名
      (共著)菊池俊彦編
    • 出版者
      札幌:北海道大学出版会
    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
  • [図書] 北東アジアの歴史と文化2010

    • 著者名/発表者名
      菊池俊彦編, 中村和之, ほかと共著
    • 総ページ数
      606
    • 出版者
      北海道大学出版会
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [図書] 大清帝国のマンチュリア統治と帝国統合の構造(杉山清彦 『近代東北アジアの誕生-跨境史への試み』スラブ・ユーラシア叢書)2008

    • 著者名/発表者名
      (共著)左近幸村編
    • 出版者
      札幌:北海道大学出版会
    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書

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公開日: 2008-04-01   更新日: 2016-04-21  

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