研究課題
基盤研究(C)
本研究は、10・11世紀のアルプス山脈とその周辺地域を「環アルプス山圏」と定義し、アルプスを走る複数の峠を行き交う人・モノ・情報等に着眼することにより、従来の国家史では捉えきれなかった中世ヨーロッパ社会の一面を明らかにした。とくに、隠者や改革派修道士、高位聖職者が移動や図書の貸借を通じて、改革思想や先端的文物の伝播に大きな役割を果たしていたことが、本研究によって解明された。
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中世の都市-史料の魅力、日本とヨーロッパ(東京大学出版会)
国民国家と市民-包摂と排除の諸相(山川出版社)
東欧史研究
巻: 30 ページ: 3-19
130007632422
東欧史研究 30
ページ: 3-19