研究課題/領域番号 |
20520641
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
佐藤 彰一 名古屋大学, 文学研究科, 特任教授 (80131126)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 中世史 / 聖人祝日暦 / ヴァチカン図書館 / オットボーニ・コレクション163番写本 / トゥール / サン・マルタン修道院 / アゲリクス / ウズアルドゥス聖人祝日暦 / アドン聖人祝日暦 / サン・ジェルマン・デ・プレ修道院 / ウズアルドゥス / トマス・ベケット / ペルペトゥウス / カンタベリ司教 / トゥール司教 / オットボーニ163番 / オットボーニ文庫 / ラテン写本163番 / 修道院過去帳研究 / アルテンプス大公 |
研究概要 |
研究着手の出発点であるトゥールのサン・マルタン修道院長アゲリクスのみならず、12月30日の聖人として5世紀のトゥール司教ペルペトゥスについての記述が含まれていることを明らかにした。中世の聖人祝日暦の系統を大きく二分するものとして、「アドン祝日暦」(860年)と「ウズアルドゥス祝日暦」(865-870年)がある。より広く参照されたウズアルドゥスの聖人祝日暦では、ペルペトゥスは4月8日が祝日とされているから、本写本がアドンの聖人祝日暦の系統に属する蓋然性が極めて高いことが明らかになった。
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