研究課題/領域番号 |
20520645
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
渡辺 和行 奈良女子大学, 文学部, 教授 (10167108)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 実証主義史学 / アナール学派 / 方法論争 / 歴史学の制度化 / 歴史学の科学化 / 西欧近現代史 |
研究概要 |
19世紀後半のフランスで、科学としての歴史学を樹立した実証主義史学(モノーやラヴィス)が、高等教育機関を制覇して歴史学の制度化をなし遂げた世紀転換期に、新興科学の社会学(フランソワ・シミアン)と伝統科学の哲学(アンリ・ベール)から2つの批判が放たれた。こうして、社会学者(デュルケーム)と歴史家(セニョボス)との20世紀初頭の方法論争が展開された。この方法論争を整理することで、アナール学派という20世紀の社会史学派が誕生する背景が解明できた。
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