研究課題
基盤研究(C)
奴隷貿易廃止200周年(2007年)を記念してイギリス各地で行われたさまざまな行事や特別展、設置された記念碑には、(1)イギリスのナショナル・アイデンティティ、(2)イギリス国内のポストコロニアル状況、(3)カウントダウンに入った第一次世界大戦勃発100周年の再記憶化、といったコンテクストが複雑に絡み合い、「テロとの戦い」という言説のもと、「謝罪」を巧みに回避する形でこの歴史的出来事の「再記憶化」が行われたことを明らかにした。
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砂糖類情報 No.161(依頼寄稿)
ページ: 30-33
人種の表象と社会的リアリティ(もうひとつの「ネルソンの死」-黒人と女性はなぜ描き加えられたのか?)(岩波書店)
動物観と表象(ヒトと動物の関係学第一巻、キリスト教ヨーロッパ世界における動物愛護思想の歴史的文脈-イギリスを例として)(岩波書店)
脱植民地化とイギリス帝国(「イギリス帝国と二〇世紀」第四巻、女たちの脱植民地化-フンミラョ・ランサム-クティの場合)(ミネルヴァ書房)
ヨーロッパ・ロシア・アメリカのディアスポラ(叢書グローバル・ディアスポラ第四巻、「海の旅」という記憶の場-一九世紀モルモン改宗移民とイギリス)(明石書店)
九州国際大学『教養研究』 第15巻第2号
ページ: 41-63