研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、近世石造物について横断的に比較し、地域的な文化圏を再構成することにある。そこで、江戸後期の南関東地方において地域的な信仰を集めた安産講である「手児奈講」とその講が造立した「手児奈講碑」を取り上げ、その普及過程を明らかにするとともに、子安講・待道講など他の安産講碑といった多様な石造物データから復元した当時の日常的交流圏の中で位置づけ、江戸後期における土着信仰の一般化の過程を明らかにした。
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市史研究いちかわ 2
ページ: 75-82
市史研究いちかわ
巻: 2 ページ: 75-82
文化資産の活用と地域文化政策の未来講演論文集(ヘリテージ・スタデーズ研究会編)
ページ: 26-32
文化資産の活用と地域文化政策の未来講演論文集
http://gp.prof.cuc.ac.jp/~kutsuki/kaken/tekona.htm